光波(トータルステーション)の日常点検|精度を維持するセルフメンテナンス方法
- 使用環境や季節変化による精度のズレを解消する為、日常的なセルフメンテナンスをお勧めしています。
- 光波(トータルステーション)は使用環境や季節変化で精度がズレることがあります。
日常的な点検ポイントと精度を保つための基本チェック方法をわかりやすく解説します。
光波(トータルステーション)の点検が必要な理由|精度維持と不具合予防
高精度な測量を行うために、日常的な点検を行うことで、計測精度の低下や思わぬトラブルを未然に防ぎ、現場でのデータ信頼性を維持できます。
日常点検の基本手順と準備
正しい点検は事前準備と基本手順の理解から。ここではセルフチェックで押さえるべきステップを紹介します。
点検の準備
- 作業スペースを確保し、機器周囲を清掃
- 光波本体の外観を確認し、汚れや埃を除去
- 気泡管や整準台レベルなど点検用ツールを用意
チェックすべき点検ポイント
- 電子気泡管と本体気泡管のズレがないか確認
- 求心望遠鏡の測点がズレていないか、回転時の変動をチェック
- 各可動部に油切れや汚れによる動作の違和感がないか確認
テスト設置での確認方法
- 点検後は実際の設置を模して動作チェック
- 機器が安定して設置できているか、軽く回転させてズレやガタつきがないかを確認
点検で見つかるよくある異常と対処法
点検を通してよく見られる現象と対応例を紹介します。
- 気泡管のズレ
- セルフで調整可能ですが、改善が難しい場合は専門業者に相談ください。
- 整準ネジの緩み
- ねじ締めで改善可能です。ただし無理な力をかけるのは避けてください。
- 長期間点検していない
- JSIMA(日本測量機器工業会)に基づく機器校正については、1年に一回が推奨されています。専門校正を含めたメンテナンスを検討ください。
日常点検は簡易的なものです。構造的なズレや内部精度にズレが生じる場合は専門校正が必要です。
光波(トータルステーション)のセルフメンテナンスの具体的なコツ
繰り返し点検を行うことで精度を長く保つためのコツを紹介します。
セルフ点検のコツ
- 点検は定期的にルーティン化
- 気泡管やレベルのズレは目視+微調整で管理
- 可動部には適度な潤滑と清掃を習慣化
注意すべき点と避けるべき行為
- 無理な力でネジを締めすぎない
- 油分の過剰塗布は避ける
- 異常を放置して使用を続けることは避ける
専門校正(プロによる調整)の必要性とメリット
日常点検では気づきにくい内部ズレや精度のばらつきは、専門の点検調整でしか発見できません。JSIMA(日本測量機器工業会)に基づく精度校正を行うことで、安定した計測と品質保証が得られます。年1回程度の校正を推奨します。
よくある質問(FAQ)
- Q:どれくらいの頻度で点検すべき?
- A:日常点検は使用前後に、専門校正は年1回を目安に実施ください。
- Q:点検だけでも依頼できますか?
- A:はい、もちろん可能です。校正証明書の発行も対応しております。
- 現場でズレを感じたら?
- A:使用を中止し、点検チェックリストを再確認してから専門校正を検討してください。
まとめ|光波(トータルステーション)の日常点検の要点
光波の精度を長く維持するには、日常的なセルフ点検と定期的な専門校正が重要です。基本の点検手順を理解し、定期的なチェックと専門調整を取り入れて、安定した測量精度を保ちましょう。
ジオマーケットでの点検調整について
~ジオマーケットでの点検調整をお勧めいたします。お気軽にお問い合せください。~
JSIMA(日本測量機器工業会)では年に1回の点検調整を推奨しています。
普段のメンテナンスも勿論大事ですが、点検調整から1年を経過しますと、年較差40度以上となり、機械もズレが生じることがあります。
精度チェックはお客様ご自身でもできますがあくまでも簡易的なものです。国家標準に基づいた校正基準機のある専門業者にお任せください。
- 調整日数:2営業日
- 概算:34,000円(税抜)~
- あくまで目安となります。予めご了承ください。
- 修理の場合は、別途見積となります。
- 校正証明書の発行も可能です。