季節に応じた測量機器の取り扱い方法|気温変化による精度低下を防ぐポイント
- 季節変化や環境条件によって測量機の精度は変わる可能性があります。
- 大切な機器も使い続ける中で、気づかないうちに性能が落ちていたり、思わぬトラブルに見舞われたりすることがあります。
ここでは季節や環境に応じた取り扱いのコツと日常点検のチェックポイントをわかりやすく解説します。
季節による精度変動のリスク|測量機メンテナンスが重要な理由
気温や湿度の変化は測量機器内部の気泡管位置や機構精度に影響を与えることがあります。
季節ごとの取り扱いや点検を習慣化することで、現場での精度低下やトラブルを未然に防ぎましょう。
季節対応の基本ポイント|取り扱い方法とセルフ点検手順
ここでは、季節ごとに意識すべき測量機の取り扱い方と日常点検の基本的なステップを紹介します。
点検の準備と環境確認
- 使用前に外観や周辺の汚れ・湿気状態を確認してください。
- 機器使用場所の気温や湿度が許容範囲内かチェックしてください。
気温変化に対する注意点
- 寒冷時や高温時では、内部気泡管がズレやすく精度に影響が出ることがあります。
- 特に急激な温度変化は注意が必要です。
※トータルステーションの使用温度範囲はおよそ-20℃位~50℃位となります。
日常点検のチェック項目
- 気泡管に明らかなズレがないか。
- 整準ネジや可動部に違和感・緩みがないか。
- 適切な温度範囲で使用しているかどうか。
- 1年以上点検していないかどうか。
※上記点検で気になる点があれば、専門校正も視野に入れましょう。
季節変動で起こりやすい不具合例と対処法
- 温度差による内部ズレ
- 連続使用前後に点検し、ズレが継続する場合は専門校正依頼を検討ください。
※1年以上点検をしていない機器は環境要因により精度低下が出やすいです。
セルフメンテナンスの具体的なコツ
日常点検のコツ
- 点検をルーティン化し、使用するたびにチェック
- 取扱説明書に従った適正範囲での調整
注意ポイントとNG行為
- 急激な温度での機器使用
- 無理な力での調整
- 異常を放置しての継続使用
上記は故障や精度低下の原因になります。適切な取り扱いを心がけましょう。
専門校正が必要な場合とメリット
日常のセルフチェックでは気づきにくい内部の精度ズレや環境影響は、JSIMA(日本測量機器工業会)に基づいた専門校正で解消できます。特に1年以上点検をしていない機器は、プロの調整をおすすめします。
よくある質問(FAQ)
- Q:季節ごとの点検頻度は?
- A:季節の変わり目ごと、または使用前後ごとに点検を行いましょう。
- Q:セルフ点検で改善しないズレはどうしたら?
- A:専門スタッフによる校正・調整サービスをご検討ください。
- Q:点検だけでも依頼できますか?
- A:はい、もちろん可能です。校正証明書の発行も対応しております。
まとめ|季節に応じた測量機取り扱いの要点
季節や環境に左右されやすい測量機器は、日常的なセルフ点検と適切な取り扱いが精度維持の基本です。
気泡管ズレや温度影響に注意しつつ、定期的な専門校正も取り入れて安定した測量作業を実現しましょう。
ジオマーケットでの点検調整について
~ジオマーケットでの点検調整をお勧めいたします。お気軽にお問い合せください。~
JSIMA(日本測量機器工業会)では年に1回の点検調整を推奨しています。
普段のメンテナンスも勿論大事ですが、点検調整から1年を経過しますと、年較差40度以上となり、機械もズレが生じることがあります。
精度チェックはお客様ご自身でもできますがあくまでも簡易的なものです。国家標準に基づいた校正基準機のある専門業者にお任せください。
- 調整日数:お問い合わせください。
- 概算:お問い合わせください。
- 症状により、日数、費用は異なりますので、先ずはお見積りください。
- 尚、修理の場合は、別途見積となります。
- 校正証明書の発行も可能です。